好きなブログの作者がウディアレンの新作の映画をみて書いてた言葉。私も早く観たい。
アイスランドを一人で歩いた女の子のドキュメンタリーを見つけた。久しぶりに感じる冒険という言葉のワクワクと孤独と葛藤と達成感の感じが一瞬ふわりと香った気がした。
MADE IN ICELAND from Klara Harden on Vimeo.



hello i am lanatokyo. K1 fiance VISA, GreenCard, Career in USA, Atopic dermatitis 2014秋に東京の広告代理店の仕事を退職し、フィアンセビザでアメリカに渡米。6歳年下のイギリス系アメリカ人の男性と結婚し、今はロサンゼルスの映画の製作会社で働いている私のロサンゼルスでの普通の日々です。子供のときからアトピーで工夫の日々です。
最近赤が急に気になりだした。
そういえば、赤といえば、東京国際映画祭のプログラムの一つにドイツのバレエダンサーで、バレエとコンテンポラリー・ダンスの振付家「ピナ・バウシュ」の軌跡と、ヴッパタール舞踊団の名作を捉えたダンスドキュメンタリー「PINA 3D」がある。
私が初めて観た彼女の作品は、NHKで放映されていた舞台記録映像の「Dance With me(私と踊って)」だ。これまで抱いていた舞踏のイメージとも、これまで観てきた難解な表現の舞台とも違うその作品は、演劇とダンスの融合されたピナ・バウシュ独自に築いてきた「タンツ・シアター」の魅力を十分知る事が出来た。ピナ自身も言っていた「ダンスはことばで言えないすべての感情を表現することができます」という言葉の通り、言葉にしてもしきれない、言葉では追いつかない感情がダンサーたちの身体の動きを通じて表に出ており、それを観た私が共感するという新しい体験をしたのだった。その作品には赤いドレスが頻繁に登場する。彼女の作品の中での「赤」は、白いワンピースを脱いだ(脱いでしまった)大人の女性の女性らしさの象徴のようだった。
最近なぜか急に赤い洋服が欲しいと思いついた。その欲求の裏にピナバウシュが居るとは到底思わないが、赤いワンピースやセーターやスカート、そして靴、なにか最近赤が気になる
秋だからでしょうか。
ラグビーのワールドカップ準々決勝の試合が面白すぎて思わず最後まで観てしまった午前4時。オーストラリ vs 南アフリカの試合だもん、それはそれは目が離せない展開で面白かった。次の準決勝は NZ vs AUS ! きっとすごく国全体でこの試合盛り上がっていると思う。日本のサッカーの比じゃないよきっとw
オーストラリアでの体育の授業はラグビー。放課後集まって始まる遊びはラグビー。校庭にあるのはサッカーネットじゃなくてラグビーゴール。公園で転がっているボールはラグビーボール
私は16歳の誕生日を迎えてすぐにオーストラリアの小さな田舎町に国費留学生として公立の高校に留学をした。小学生のときから中学に入ったら留学をしようと思っていたけど、入った中学校があまりに楽しくて楽しくて、留学期間を中学校の修学旅行が終わってから高校の修学旅行の前には帰ってこようとまず決めたら国費留学制度しかなかった。
留学中はボランティアのホストファミリーのもとで家族として一緒に生活をするので、オーストラリアの普通の家庭の日常に入り込む事が出来た経験はとても良かった。滞在していたのはブリスベーンから内陸に入った小さな小さな村の広大な丘の上にある牧場だった。(牧場といっても牛と馬と鶏と犬と猫をペットとして飼っていた)。赤ちゃんのときからローラ・インガルスワイルダーの「大きな森の小さな家」「大草原の小さな家」「プラムクリークの土手で」シリーズを読んできた私にとってそこはもうまさに大草原の小さな家そのまま。バス停のある大きな道路までは農道しかなかったので馬で通ったり、毎朝の日課は奇声(ヨーデルみないたの)発して走り回って牛追いをしたり、大きな大きなカエルの大量発生とか、自分の手より大きな蜘蛛が朝起きたらくっついていたとか、蛇を銃で撃ったとか、毎週行く教会での淡い三角関係とか、今思い出すと「赤毛のアン」の世界とも近しいものがあるわ。
実際にそこに住んでいたときは辛い事もすごく多かったのに、今思い出すと綺麗だったなーと思い出すのでやっぱりずいぶん年月が経ったんだな。
最近見つけたwedding photoを専門に撮るカメラマンの写真がとても当時の風景に似た景色が出てくる、彼の撮る結婚式はどれもとてもヴィンテージのドレスを着ていたり、自然の中で行われていたりとどれも素敵な写真ばかり。でも、wedding photoより景色がよかったので、その写真をいくつか↓
彼のように地球丸ごと自分のフィールドとして捉える働き方もいいなと思う。
no one belongs here more than you. by Miranda July
のサイトがとてもかわいらしい というのをいまさら知った。
Miranda Julyって映画「Me and You and Everyone We Know」の監督。マイクミルズの恋人。パフォーマー、デザイナー、作家。など多才です。
彼女のおしゃれとアートとデザインと表現のバランスがなんかとても90年代後半の感じです。自己表現にストイックながら、時代の流れ(trend)を汲みとって表現する表現世渡りが上手な感じ。(悪い意味では無く)
私はミニマムな文章表現が好きなので、彼女のこういうシンプルなのに後ろにストーリーが見えてくる短い言葉の作品が好きです。
F/T11 『無防備映画都市―ルール地方三部作・第二部』
Cinecittà Aperta Ruhr Trilogy, Part 2
フォルクスビューネ、ベルリン
Volksbühne am Rosa-Luxemburg-Platz, Berlin
作・演出:ルネ・ポレシュ René Pollesch
舞台美術:ベルト・ノイマン Bert Neumann
フェスティバルトーキョーの中の一つのプログラムとして来日していたフォルクスビューネの作品である《ルール地方三部作》第二部である『無防備映画都市』を観てきた
演劇の仕事に携わるでも無く、普段から演劇をたくさん見ている訳でもなく、シンプルに野外での上演なんて面白そうだなぁと、秋の夕焼けみながら演劇なんて気持ちよいだろうな~と観てきた
公演が行われた場所は豊洲の海岸沿いの空き地。(築地市場の移転予定地だとか)。観客はサーカステントのようなキッチュなネオンが光るテントから、東京の高層ビル群を遠く観るような形で座る。どこが演技エリア舞台となるのか最初はわからないのだが、上演の10分くらい前から少しづつ夕闇が濃くなってくると、高層ビル群を背景に書割で作られた映画セットが現れてくる。夕闇が濃くなってきた頃、突如として音楽と共に広大な舞台をトレイラーが走り、車が走り、それをパトカーが追いかけまわす、そして勢いよく飛び出し駆け回る出演者たち。その勢いに観客は一気に劇の世界に引き込まれた。素晴らしいオープニング。
脚本や内容については正直「よくわかんない」。繰り広げられる資本主義、貧困格差、社会の矛盾、これまでの生への進化論とこれからの死の進化論、目指すべき事の不明瞭さ それらの諸問題を語り出すと人々の思考は迷走し、話題は移り、そして戻ってくる、答えを探し続けるカオス。といった内容だったと思う。ドイツの歴史、西欧からみた東欧へのアイロニック、インスパイアの元となった映画の数々、そういったのを知っていたら数倍楽しめただろうに。とちょっと悔しかった。外国語の演劇は体感することが面白いと思うのでそういった意味でとても面白い体験としての演劇でした。