ラグビーのワールドカップ準々決勝の試合が面白すぎて思わず最後まで観てしまった午前4時。オーストラリ vs 南アフリカの試合だもん、それはそれは目が離せない展開で面白かった。次の準決勝は NZ vs AUS ! きっとすごく国全体でこの試合盛り上がっていると思う。日本のサッカーの比じゃないよきっとw
オーストラリアでの体育の授業はラグビー。放課後集まって始まる遊びはラグビー。校庭にあるのはサッカーネットじゃなくてラグビーゴール。公園で転がっているボールはラグビーボール
私は16歳の誕生日を迎えてすぐにオーストラリアの小さな田舎町に国費留学生として公立の高校に留学をした。小学生のときから中学に入ったら留学をしようと思っていたけど、入った中学校があまりに楽しくて楽しくて、留学期間を中学校の修学旅行が終わってから高校の修学旅行の前には帰ってこようとまず決めたら国費留学制度しかなかった。
留学中はボランティアのホストファミリーのもとで家族として一緒に生活をするので、オーストラリアの普通の家庭の日常に入り込む事が出来た経験はとても良かった。滞在していたのはブリスベーンから内陸に入った小さな小さな村の広大な丘の上にある牧場だった。(牧場といっても牛と馬と鶏と犬と猫をペットとして飼っていた)。赤ちゃんのときからローラ・インガルスワイルダーの「大きな森の小さな家」「大草原の小さな家」「プラムクリークの土手で」シリーズを読んできた私にとってそこはもうまさに大草原の小さな家そのまま。バス停のある大きな道路までは農道しかなかったので馬で通ったり、毎朝の日課は奇声(ヨーデルみないたの)発して走り回って牛追いをしたり、大きな大きなカエルの大量発生とか、自分の手より大きな蜘蛛が朝起きたらくっついていたとか、蛇を銃で撃ったとか、毎週行く教会での淡い三角関係とか、今思い出すと「赤毛のアン」の世界とも近しいものがあるわ。
実際にそこに住んでいたときは辛い事もすごく多かったのに、今思い出すと綺麗だったなーと思い出すのでやっぱりずいぶん年月が経ったんだな。
最近見つけたwedding photoを専門に撮るカメラマンの写真がとても当時の風景に似た景色が出てくる、彼の撮る結婚式はどれもとてもヴィンテージのドレスを着ていたり、自然の中で行われていたりとどれも素敵な写真ばかり。でも、wedding photoより景色がよかったので、その写真をいくつか↓
彼のように地球丸ごと自分のフィールドとして捉える働き方もいいなと思う。
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